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九州大学もったいない総合研究会

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:2009:05/22/18:10  ++  『職業としての学問』

とある宇宙。

 ̄ ̄19世紀末に、人間の知性の断片化が加速度的に進んでいく状況を分析した一人の学者――
マックス・ウェーバー

 彼は、文明が人間を一面的に合理化していく状況を主知化の問題として、以下のようにとらえた。
『人間の調和ある総合的な知性の獲得の断念が、主知的合理化の宿命でもある』

また、彼はダンテの『神曲』の言葉を引用して、これを以下のように例えた。
『すべての望みを捨てよ』


≪職業としての学問≫
彼は問うた。

 ⇒我々はみな、自分たちは未開の社会よりはるかに進歩していて、アメリカの先住民などよりははるかに自分たちの生活についてよく知っていると思いこんでおる。
 しかし、それは間違っておる。
われわれは皆、電車の乗り方を知っていて、何の疑問も持たずに
それに乗って目的地に行くけれども、その車両がどのようなメカニズムで動いているかを知る人などほとんどいない。
 しかし、未開の社会の人間は自分たちが使っている道具について我々よりはるかに知悉している。
従って、主知化や合理化は我々が生きる上で自分の生活についての知識を増やしてくれるわけではないのだ・・・・・。



・・・・・・・・それは遠い遠いある宇宙での昔のエピソード・・・・・・・。
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