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:2009:07/10/14:16 ++ 環境ビジネスMM
【環境ビジネス メールマガジン】 2009/07/07
CO2排出ゼロを実現する!最新の石炭火力発電事情
●今週のトピック1
CO2排出量ゼロの次世代型火力発電システム
石炭ガス化複合発電(IGCC)とCO2回収・貯留(CSS)
───────────────────────────────――
低炭素社会の実現に向けて、見直される原子力発電と火力発電。
先週のメルマガのテーマは、原子力発電をめぐる最新動向でしたが、
今週は、CO2の排出ゼロを目指す次世代型火力発電システムのご紹介です。
先月、政府は、官民あげてCO2の排出をゼロにする
“ゼロエミッション石炭火力発電”の実証研究に取り組む方針を表明。
「CoolGen(クール・ジェン)計画」という名称で、
早ければ来年度から実施し、2020年代には世界での導入を目指す考えです。
新興国での電力需要の拡大などとともに
石炭火力発電のニーズが高まっています。
石炭は、埋蔵量が豊富でコストが安定している点が再評価されていますが、
課題は石炭火力発電における燃焼時のCO2排出量が多いことです。
そこで、政府が具体的な対応策として掲げているのが、
日本の高効率な石炭技術を活かした
“ゼロエミッション石炭火力発電”の開発です。
同発電は、石炭火力と発電所の排ガスを利用したダブル発電により
熱効率を向上させた石炭ガス化複合発電(IGCC)や、
発電時に排出されるCO2を分離・回収し地下に貯留する技術(CCS)を
組み合わせた発電システムです。
欧州連合(EU)は、中国のCCS事業に協力し、約67億円を投じることを発表。
また、三菱重工業は、
英電力会社と共同で英国においてCCSの実証実験を実施することや
豪州の事業に参画し、CCS機能を備えた商業レベルのIGCC設備の建設を
行うことを明らかにしています。
同発電関連の新たな市場を見据えて、投資も活発化しています。
日本の石炭火力発電は世界最高水準を実現しており、
その技術力が、今後世界からも一層注目を浴びそうです。
─[PR]─────────────────────────────―
薄膜太陽電池国際サミット Thin Film Solar Business Summit 開催
◆世界的薄膜メーカーのトップが講演◆大規模発電事業の世界動向/
ギガワット電力供給への量産戦略/PV電力グリッドパリティ達成の可能性
2009年9月2日(水)・3日(木)シェラトン都ホテル(白金台)
URL: http://www.kankyo-business.jp/cnt/kbpr.php?id=mmg190707
─────────────────────────────[PR]─―
―――――――――――――――――――――――――――――――――
●今週のトピック2
装置や素材メーカーの新製品がサポートする
薄膜太陽電池の高効率化とコストダウン
───────────────────────────────――
政府の普及拡大策を受け、活況を呈する太陽電池関連市場。
現在、太陽電池の生産量は、
発電効率が高い結晶シリコン型が約9割を占めていますが、
原料のシリコン価格の高騰などの課題を抱え、
シリコンの使用量を削減あるいは使用しない太陽電池の開発が
進められています。
中でも、結晶シリコン型に比べると
シリコンの使用が1/100の薄膜シリコン型は、
シャープが来年、新工場の稼働を予定しており、
今後生産量の拡大が予測されます。
太陽電池関連メーカーは開発を強化していますが、
日新製鋼は、薄膜シリコン型の基板としてステンレス鋼板の開発に着手。
太陽電池の装置メーカーのアルバックは、
世界最高性能の薄膜太陽電池の一貫製造装置を開発。
発電効率を30%アップし、ワット当たりの製造コストを10%削減できます。
各社の新製品が薄膜シリコン型の高効率化とコストダウンに寄与し、
普及に向けて一翼を担いそうです。
▼関連情報
太陽光発電・太陽電池特集
→ http://www.kankyo-business.jp/cnt/kbpr.php?id=mmg290707
──────────
●先週の更新情報
──────────
eco japan cup 2009のページ、BioFuels World 2009のページを追加しました。
→ http://www.kankyo-business.jp/cnt/kbpr.php?id=mmg390707
CO2排出ゼロを実現する!最新の石炭火力発電事情
●今週のトピック1
CO2排出量ゼロの次世代型火力発電システム
石炭ガス化複合発電(IGCC)とCO2回収・貯留(CSS)
───────────────────────────────――
低炭素社会の実現に向けて、見直される原子力発電と火力発電。
先週のメルマガのテーマは、原子力発電をめぐる最新動向でしたが、
今週は、CO2の排出ゼロを目指す次世代型火力発電システムのご紹介です。
先月、政府は、官民あげてCO2の排出をゼロにする
“ゼロエミッション石炭火力発電”の実証研究に取り組む方針を表明。
「CoolGen(クール・ジェン)計画」という名称で、
早ければ来年度から実施し、2020年代には世界での導入を目指す考えです。
新興国での電力需要の拡大などとともに
石炭火力発電のニーズが高まっています。
石炭は、埋蔵量が豊富でコストが安定している点が再評価されていますが、
課題は石炭火力発電における燃焼時のCO2排出量が多いことです。
そこで、政府が具体的な対応策として掲げているのが、
日本の高効率な石炭技術を活かした
“ゼロエミッション石炭火力発電”の開発です。
同発電は、石炭火力と発電所の排ガスを利用したダブル発電により
熱効率を向上させた石炭ガス化複合発電(IGCC)や、
発電時に排出されるCO2を分離・回収し地下に貯留する技術(CCS)を
組み合わせた発電システムです。
欧州連合(EU)は、中国のCCS事業に協力し、約67億円を投じることを発表。
また、三菱重工業は、
英電力会社と共同で英国においてCCSの実証実験を実施することや
豪州の事業に参画し、CCS機能を備えた商業レベルのIGCC設備の建設を
行うことを明らかにしています。
同発電関連の新たな市場を見据えて、投資も活発化しています。
日本の石炭火力発電は世界最高水準を実現しており、
その技術力が、今後世界からも一層注目を浴びそうです。
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薄膜太陽電池国際サミット Thin Film Solar Business Summit 開催
◆世界的薄膜メーカーのトップが講演◆大規模発電事業の世界動向/
ギガワット電力供給への量産戦略/PV電力グリッドパリティ達成の可能性
2009年9月2日(水)・3日(木)シェラトン都ホテル(白金台)
URL: http://www.kankyo-business.jp/cnt/kbpr.php?id=mmg190707
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―――――――――――――――――――――――――――――――――
●今週のトピック2
装置や素材メーカーの新製品がサポートする
薄膜太陽電池の高効率化とコストダウン
───────────────────────────────――
政府の普及拡大策を受け、活況を呈する太陽電池関連市場。
現在、太陽電池の生産量は、
発電効率が高い結晶シリコン型が約9割を占めていますが、
原料のシリコン価格の高騰などの課題を抱え、
シリコンの使用量を削減あるいは使用しない太陽電池の開発が
進められています。
中でも、結晶シリコン型に比べると
シリコンの使用が1/100の薄膜シリコン型は、
シャープが来年、新工場の稼働を予定しており、
今後生産量の拡大が予測されます。
太陽電池関連メーカーは開発を強化していますが、
日新製鋼は、薄膜シリコン型の基板としてステンレス鋼板の開発に着手。
太陽電池の装置メーカーのアルバックは、
世界最高性能の薄膜太陽電池の一貫製造装置を開発。
発電効率を30%アップし、ワット当たりの製造コストを10%削減できます。
各社の新製品が薄膜シリコン型の高効率化とコストダウンに寄与し、
普及に向けて一翼を担いそうです。
▼関連情報
太陽光発電・太陽電池特集
→ http://www.kankyo-business.jp/cnt/kbpr.php?id=mmg290707
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●先週の更新情報
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eco japan cup 2009のページ、BioFuels World 2009のページを追加しました。
→ http://www.kankyo-business.jp/cnt/kbpr.php?id=mmg390707
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