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九州大学もったいない総合研究会

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:2009:05/28/01:08  ++  過去の掲示板の抜粋

掲示板に埋もれてしまうともったいないので、ここにいくつか挙げさせていただきます。

・・・・・・
“35歳”を救え
あすの日本 未来からの提言
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090506.html

それは、
20年後の2029年には、

消費税が18%、
年金削減率28%と、

日本の最悪の経済状態を想定し、それに対して打てる対策は何かを考える番組でした。
その最悪の経済状態とは、これからGDPが横這いのゼロ成長で、正規雇用者が増加すると仮定した計算結果です。

NHKの提案した対策としては

①若い世代に対する積極的雇用政策
②安心して子育てのできる環境づくり
③家事と仕事を両立できる環境づくり

といったものでした。
ポイントとなるのは、

「モノへの投資から人への投資へ」

という、何度も言われていたフレーズです。
日本式の、土建業界への投資によってお金を循環させるスタイルでは行き詰まりを見せてきました。

この番組では、35歳の世代に焦点をあてて1万人アンケートをしていましたが、今の35歳が抱える問題は、

・収入が下がる
・安定した仕事を得られない
・収入が低いから子育てできない、子供を増やせない
→出生率0.86%(35歳の女性)
・将来に希望をもてない

とさまざまありました。

この問題を対処するために、「人への投資」です。

・職業訓練を政府が補助
・地方自治体が、子育て支援
・企業が、女性に対する福利厚生の充実

が例にあげられていました。
イギリスやフランスなど、ヨーロッパ諸国では対策が進んでいるようです。

フランスは徹底した子育て支援によって、10年間で出生率を1.68%から2.02%まであげたとか。

「人への投資」

これは、予算の問題と、国民の理解が必要であるようです。
確かに、今までの感覚では、本当によくなっていくのか疑ってしまうでしょう。

しかし、
「失業者を減らし、子供を増やし、活気を与えること」
これが日本の国力にとって重要であるようです。
実際に、三菱総合研究所の計算では、以上の対策によって20年後のGDPは政府計算のビジョンよりも良い結果になったようです。

私も、この提案に大いに賛成です。
「モノから人へ」
これが21世紀のキーワードになりそうです。

そこで、さらに深い考察ですが、

「今、日本が危ない」「収入がなく生活が苦しい」

といっても、世界にもっと貧しい人はたくさんいるわけで、それでも今後GDPを増やし続けることは、結果的に「貧しい人々を貧しいままにさせることにつながる」と思います。

正確には、上記の表現は、

「今までの生活水準に見合った欲求を満たすことができないのが苦しい」

というもので、問題は簡単ではありません。
自分でも、今の生活ができなくなるのは嫌です。

しかし、われらが掲げる「もったいない」の精神は、そこを追及していかなければいけないのではないでしょうか
・・・・・・・・
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